イヤホン

1人でいるときは必ずといっていい程イヤホンで音楽を聴いている
曲のジャンルはまあまあバラバラ
メロディや歌詞のフレーズが気に入ればとりあえずライブラリにいれる
曲数は1000ないくらい
1200曲を超えていた時もあったけど、ダブりを抜かしたら少し減った


外にいる時、バスや電車に乗る時、買い物する時
イヤホンで音楽を聴いていないと落ち着かない
というより、不安感や焦燥感に駆られる
イヤホンがなくなったら、顔にはたぶん出していないけれど、ちょっとしたパニック状態に陥る


今日、駅かどっかでイヤホンをなくしてしまった
気がついたのは家から出る直前
探したけれど見つからなかった
もしかしたら私の身近にまだあるのかもしれないけれど、それがどこにあるのかは皆目見当もつかない


時間が迫っていたので、イヤホン無しでバスに乗る羽目にあった
こんなときにかぎってバスは満員
まあいろんな話し声やら物音がガチャガチャ聴こえてくる
うるさい
思わず座り込んでしまいそうになった


結局、駅のコンビニで1,000円しないくらいのイヤホンを急いで買った
幸運なことにピンク色かつ比較的手頃な値段のものがあって良かった
持ち物はピンク色で揃えるというちょっと異様な拘りも抱えているからだ
音質は良いとは言えないけれど、そんなに悪くない



なぜイヤホンがなくてはならないのか?
自分の殻にこもりたいからだと思う
知らない他人に自分の世界へ入り込まれることは耐え難い
イヤホンで音楽を聴くことで、自分と他者との間にちょっとした仕切りをしくことができる
そのために聴く音楽は、別になんでも良いのかもしれない
耳でガンガン鳴っていれば


他人の話し声は気になる
私のことを何か悪くいってるんじゃないかとも思ってしまう
実際そういう経験はある(これは本当)
そのこともあって、他人の声を遮断したくなるのだ


電車やバスでイヤホンをしている人は結構見かける
現代にはこういう人が多いのだろうか?
ただの音楽依存症なのか?

病気にかかって、自分のことすら信じられなくなっていく自分が嫌になる



さあバイトだ
久しぶりのバイトだ、がんばろう