無気力

近頃は猛烈な無気力に苛まれて日常生活もままならない、さながら廃人の生活を送っている

夜に眠れず、無駄に時間を過ごし、明け方になって眠りにつき、そこから昼下がりまで眠りっぱなし
10時間は寝ているはずなのに、日中眠いし少しのことで物凄く疲れる 常に頭がぼうっとしているがして、集中力がない
なんだかなにも心から楽しめていないという感じもする

昔は、中学の頃なんか夜中遊んでほとんど睡眠時間も取らずに学校へ行って、多分それなりに勉強も出来てたと思う
高校の時は毎朝6時過ぎには家を出て学校へ行っていた

あのころの元気はどこに行ったんだろうどうして今の自分はこんなにダメなんだろう
昔に比べたら授業も少ない、バイトもほとんど入ってない、めちゃくちゃ楽な生活をしているはずなのにどうしてこんなにいっぱいいっぱいなんだろう

もともと勉強が好きじゃないから学校から足が遠のくのかもしれない
大学行ってなんの意味があるのだろう?という思いが拭えず、その結果やる気が出ないのかもしれない
会って腹割って話す友人と呼べる存在も今やいないから、なんの動機付けもなく、その結果行く気になれないのかもしれない

掃除も料理も全部ほったらかし、荒れ放題の部屋から出られない
退屈だ、しかし、自分を楽しませるために何かをしようという気にもなれない

どれもこれも病気のせいなのか、私は、自分がただ怠けまくってるだけじゃないかと思う
もともとそんなに活動的じゃない、人付き合いも苦手、たまたま引きこもっててもまあなんとかなる境遇だから甘えてるのかもしれない

薬で入眠困難や、陽性症状は改善されるだろう、しかしこのどうしようもない無気力は治療できるのか

いつかは前みたいに動けるようになるのだろうか


戻りたい


かつては、昔に戻りたいなんて思うことはなかった、いつだって今が1番だと思っていた、日を追うごとに自分はもっと素敵な人間になれると思ってた

けれど、今は、そう思わない
本当は、年を追うごとにどんどん人格の荒廃が進んでいることに気がついた
親は、確かに娘は中学生の頃荒れていて辛かっただろうけど、今は何もかも良くなったと思っているだろう 学校へ行けてないことも知らない
本当は、どんどん闇の根が深くなってきて、苦しみの茎が伸び首をしめつつあるのに

今の状況を知ったら、なんて言うだろう


全部やめたい
やめられるものならやめたい
なにも頑張ったつもりはないが、もう十分だ、ここまで来たのが間違いだったのだ、学力も能力もないくせに、こんな所へ来たからいけないんだ
私は敗北した あらゆるものに負けた


前までは多少憂鬱な気分になっても、寝て朝になったらまた気持ちを切り替えて元気に一日を過ごせた
今はいくら寝たところでこの胸の焦燥感やら虚無感やら不安感やら絶望感は拭えない
朝が来て欲しくない何も始めたくない
最近はどの音楽を聴いてもしっくりこない 心から楽しめない
美意識も下がりまくっている 前みたいに自分の姿に気を遣わなくなった
別に可愛くなくても、着飾らなくても、化粧しなくても、生きてはいける
見た目よりも大切なことはたくさんあるとこの生活をして悟った
現在歯の矯正をしているが、したところでなんの意味があるのだろう、とも思う
歯並びが綺麗になったら思いっきり笑えるかもしれない、自分のことが好きになれるかもしれない
そう思ったのは11月初めの頃
しかし、もはや外に出ようともしない今、何の意味もない気がする
それでもある種妙な義務感に突き動かされてせっせと矯正器具をはめているけれども

また前みたいに自炊して美味しいものを作って食べたい
最近はろくにご飯を食べていない
お腹が空かない
お腹が空いたとしても何も食べたいものがないから困る とりあえず胃に何かいれようと適当なものを口にする
それで痩せるかと思ったが何故だか痩せない 動いてないからだ

無理やり外に出て買い物して何か作ろうか
意味はないような気がする、けれどどうせこのまま家にいてもなにもせず時間が経つばかりだろう
動き出そうか